G検定

2021年第3回G検定 振り返り 第2問(チューリングテスト)

2021年11月22日

シラバス分野人工知能分野の問題 チューリングテストからの出題です。

「人工知能の父」と呼ばれるアラン・チューリングは、「アウトプットこそが知能」だと考えました。

人工知能ができたかどうかを判定する方法として、チューリングが提唱したのが、チューリングテストです。

チューリングテストとはどのようなテストか?

手順

  1. 判定者が、隔離されている部屋にいる相手(人間orコンピュータ)に質問をする。
  2. 相手(人間orコンピュータ)は回答する。
  3. 判定者は回答の内容のみから、相手が人間であるかコンピュータであるかを判定する。
  4. 判定者が、相手がコンピュータであると見抜けなかった場合そのコンピュータには知能があるとする。

1950年の論文の中でアラン・チューリングは、50年以内に、質問者が5分間質問した後の判定でコンピュータを人間と誤認する確率は30%になると予想しました。

この予想は実現したのでしょうか?

ローブナーコンテスト

1991年以降、チューリングテストに合格する会話ソフトウェアを目指すローブナーコンテストが毎年開催されています。

賞の基準

  • 金賞:視覚/聴覚ともに人間と区別が付かない割合が30%以上
  • 銀賞:聴覚のみ人間と区別が付かない割合が30%以上
  • 銅賞:最も人間らしい会話上の振る舞いを見せている

結果⇒

2019年まで一度も金賞・銀賞を受賞したAIはいません

銅賞のみ毎年表彰され、賞金を出しています。

アラン・チューリングの予想は実現しませんでした

チューリングテストに対する批判的意見

1980年に哲学者ジョン・サールは、発表した論文内で、チューリングテストの結果は何の指標にもならないと主張。

中国語の部屋という思考実験により、たとえそれらしい返答を機械が返したとしても、それはあくまでマニュアルに従っているだけで、知性が宿っているとは言えない、としました。

  • この記事を書いた人

NISHIBIZ

・JDLA G検定 2021 #3 合格者
・令和3年度 中小企業診断修得者
記事は資格取得情報(ディープラーニング検定と中小企業診断士試験)他、
時事/雑学とエンタメ(テレビ・アニメ・音楽)。
Apple Musicを愛用。NISHIBIZでプレイリスト「私的ベスト」検索。
音楽の嗜好はエレクトロ/エモ

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