G検定

2021年第3回G検定 振り返り 第10問(カメラ画像利活用ガイドブック)

2021年12月4日

シラバス分野:法律・倫理・社会問題 カメラ画像利活用ガイドブックからの出題です。

背景

  • 画像解析技術の向上・普及によって店頭にカメラを設置し、来店者の属性・店内動線・購買履歴のデータを取得および分析ができるようになった。
  • 詳しいデータにもとづいて品ぞろえや棚割りを考えることができ、顧客満足度も高まると期待される。

しかし、問題があります。

  • 来店者は、自分の行動を追いかけられているようで、気持ち悪く感じる
  • 会社側も、個人情報やプライバシーへの配慮が足りないと言われて、後で問題にならないか不安である

カメラ画像利活用ガイドブック

そこで、カメラ画像利活用ガイドブックの出番になります。

本ガイドブックは、店舗においてマーケティング目的でカメラを使う場合の留意点や対策等をまとめた文書。

ガイドブックに従ったカメラ画像の利活用は、IoT推進コンソーシアム・総務省・経済産業省のお墨付きになります。

本ガイドブックはなぜ必要なのか

  • カメラを利活用する際の留意点・対策などがわからないと、「どこまでOK」「何をしたらNG」「何をするのが望ましい」ということについて判断するのは難しい。
  • カメラで取得できるデータには、個人に関する情報が多く含まれており、個人を識別できるだけの十分は特徴量を持っている可能性が高い
  • 鼻の高さ、歩き方、精度が高ければ指紋や虹彩も識別可能な水準で取得できる
  • よって取扱いを誤ると、個人情報保護法やプライバシー権に抵触する可能性がある。
  • そこで、本ガイドブックによりベストプラクティスが例示されることになった。

会社側が実施すべき施策

会社側が実施すべき施策を例示すると、次のようになります。

  • 必要情報を取得した後、画像を破棄
  • 個人を特定できないよう、個人情報を加工して匿名加工情報にする(個人情報保護法2条9項)
  • 個人ではなく、統計情報として保存
  • 店舗におけるカメラ利用についての、お客様からの問合せ窓口を設置
  • ホームページ・店舗ポスターでの、カメラ利用についての事前告知・稼働中告知および計測地点の明記
  • 告知においては、「統計的情報として利用する旨」「特定個人につながらない旨」「自社のみの利用とし、第三者へ提供しない旨」を明記する
  • この記事を書いた人

NISHIBIZ

・JDLA G検定 2021 #3 合格者
・令和3年度 中小企業診断修得者
記事は資格取得情報(ディープラーニング検定と中小企業診断士試験)他、
エンタメ(音楽・アニメ・テレビ)と時事/雑学。
Apple Musicを愛用。NISHIBIZでプレイリスト「私的ベスト」検索。
音楽の嗜好はエレクトロ/エモ

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