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事例Ⅲ 第9講 生産計画

2021年12月31日

事例Ⅲにおける生産計画

中小企業が、実需にあった生産活動を実現するためには、現状の生産計画を見直す必要がある。

事例Ⅲにおける生産計画では

  • 生産計画の作成期間計画サイクル
  • 計画期間中の生産量(生産ロットサイズ

が実需にあっておらず、改善が必要である。

くわえて、生産計画の作成が局所的となっていることから納期管理ができておらず、生産期間長期化の原因となっている。よって

  • 全社的な計画の作成

が課題となる。

生産計画サイクルを短くする

これにより何を期待できるか?

  • 生産量を少なくできる
  • 仕掛品を少なくできる
  • 需要変動や飛込み注文などへの柔軟性を高められる
  • 仕掛品が少なくなるので、生産リードタイムを短くできる

具体的には、月次であった計画作成サイクルを週次に、週次であった計画作成サイクルを日次に、改める。

生産ロットサイズを小さくする

中小企業は、生産現場効率性のため、大きいロットサイズを設定していることが多い。

これが原因で

  • 仕掛品増加
  • 過剰在庫
  • 生産リードタイム長期化
  • 納期遅延

が発生する。

ロットサイズを小さくすることで

  • 工程間仕掛品を少なくできる
  • 生産リードタイムを短くできる

全社的計画を作成する

全体最適が考慮されていないケースとして、事例Ⅲでは、以下のような出題が想定される。

第一工程のみ生産計画策定、そのあとは各工程担当者の判断で加工順を決定

各工程担当者の判断で加工順を決定

各工程の生産性が重視され、ロットをまとめて加工する傾向が強くなる

仕掛品滞留生産リードタイム長期化の原因となる

改善策:生産計画作成において、全行程の加工順も含めた生産計画を作成する。

各工程が、他工程との調整を行わずに生産計画を策定

経営資源の分散を招き、コスト増大となる。

改善策:全社的な生産計画を策定することにより、材料仕入面・人的資源面で経営資源の有効活用が図られるようにする。

受注窓口である社長・常務が、工程担当者に直接生産を指示

受注ごとの専任担当が作られることになってしまい、作業者間の連携が悪くなる。

改善策全社的な生産計画作成および生産統制を行う。それにより作業者間の連携が効率よく行われるようにする。

  • この記事を書いた人

NISHIBIZ

・JDLA G検定 2021 #3 合格者
・令和3年度 中小企業診断修得者
記事は資格取得情報(ディープラーニング検定と中小企業診断士試験)他、
エンタメ(音楽・アニメ・テレビ)と時事/雑学。
Apple Musicを愛用。NISHIBIZでプレイリスト「私的ベスト」検索。
音楽の嗜好はエレクトロ/エモ

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